今日は、毎年確定申告する人は
絶対に振替納税にするべき
という話をさせていただきます。
クライアントの中には、
税務署嫌い!!という理由で、
振替納税をしない方もいるのですが
絶対、振替納税にするべきです。
振替納税とは、
預貯金口座からの口座引落しにより、
国税を納付する手続で
個人である納税者が行うことができます。
振替納税には、次のメリットがあります。
・納付にいく手間が省ける
自動で口座振替になるため、手間が省けます。
・一度手続きすれば、その後は自動で口座振替
一度手続きをしておけば、
次回以降の納付も口座振替になります。
・約1カ月納付を遅らせることができる
確定申告など、納付時期を遅らせることが可能。
要するに
口座に残高があれば
絶対に納付を忘れることがない
という手続きなのです。
なぜ、これが重要かというと、
税金は、納付が遅れて、
良いことは何もないからなんです。
それは、税金の納付が遅れれば
延滞税や不納付加算税などの
ペナルティーが発生することもありますが、
それ以上に、重要なのは、
税金から逃げきることはできないからです。
滞納税金等の租税債権は
非常に公的な性質を有するため、
原則として他の債権者に優先して回収できるなど、
大変優遇されています。
租税債権については、
自己破産しても免除されることもないですし、
課税庁は、納税義務者に督促状を送るだけで
税金の時効を確定的に中断させることができます。
闇金からは逃げれても、
国税からは逃げきれません。
逃げられないなら
絶対に期限内に忘れずに支払う方が得ですよね。
だから、私は振替納税をお勧めしています。
経理サポート会計事務所で一緒に働きたい方、業務を依頼したい方、その他当事務所と接点を持ちたい方、是非ご連絡ください。