利他の心

稲盛和夫さんが、「利他の心で経営を行う」と仰っています。

「利己の心で判断すると、自分のことしか考えていないので、誰の協力も得られません。自分中心ですから視野も狭くなり、間違った判断をしてしまいます。

一方、利他の心で判断すると『人によかれ』という心ですから、まわりの人みんなが協力してくれます。また視野も広くなるので、正しい判断ができるのです。」と言われています。

税理士という仕事をしていますと、多くの経営者にお会いします。

特に、一代で会社を大きくされた経営者には、自分の過去の経験から、自分の仕事と社会的意義と結び付けて、どのように社会に貢献していこうか、と考えて経営しているという話を良く聞きます。

経営をしていると様々な大変なことが出てきますが、やりたいことや夢を実現させるための強い思いがあることで、周りの方(協力してくれる方、クライアントの皆様、一緒に働いてくれる方)が、力を貸してくれるものだと思います。

もちろん、利益は企業経営に不可欠ですが、利己的であれば、だれも助けてくれません。

私は、最近、人からの優しさに、より感謝するようになりました。一緒に働いてくれるメンバーについてもそうです。よく一緒にやってくれるものだと思います。

思いがけない人が、思いがけないタイミングで助けてくれることもあります。

そういう方には、将来何倍にもしてご恩返ししたいと思っています。

緩い環境にいると、こんなことつい思いがちです。

・自分はこれだけ働いているのに、〇〇さんはやってくれない。

・自分は〇〇ができるから、〇〇してもらって当然だ。

・資格を持っているから給与は〇〇以上じゃないとおかしい。 などなど

でもね、こう思っても人との信頼関係や絆は、生まれない。

特に経営者である以上、自分を犠牲にしてでも、従業員・家族、クライアントを助けようと思うべきで、チームの中では、私が一番働いて当然と思っています。

当事務所の理念として、信頼、絆、挑戦を掲げています。

中小法人、中小企業を支えるために、当事務所に係る方との信頼、絆を大切にして、新しい挑戦を続けていきたいと考えています。

といっても、私の心の修業がまだまだ必要ですが。

頑張っていきます。

経理サポート会計事務所で一緒に働きたい方、業務を依頼したい方、その他当事務所と接点を持ちたい方、是非ご連絡ください。