法人税の節税は効果が薄い

最近、他の会計事務所によるWEBサイトを良く見ているのですが、「節税対策をしないと・・・」と煽るような記事が溢れているのが気になります。

こういった記事が多いのは、見ている人を煽って不安にさせるためだと思います。こういうのはちょっとどうかなあ?

私は、「いい人」で「優秀」になることを目指しています。大事なことの相談相手は、優秀でいい人に相談したくないですか?

「いい人」は、親切で正直であるべきだと思っているので、集客のために騙したり、煽ったりとかはしたくありません。でも、「法人税の節税」に惹かれてしまう企業経営者は多いのでしょうねえ。

今は、法人税の料率が低いため、中小法人であれば、所得に対して20数パーセント程度ですので、法人税の額はそこまで高額にはなりません。

それに日本の法人税は、世界の中では低いので、長期的にはこれから下がっていくでしょう。

断言しますが、今は法人税で節税を考える時代ではありません!!

ちなみに、法人税の節税では、税金面で純粋に得をするものはほぼ無く、先の時期に延ばすものが殆どです。しかも、実行すると多くの場合、キャッシュフローが悪化します。

また、法人の内部留保を厚くするためには、税金を払うしかないので、税金を安くするという意識よりも、無駄なコストを削減する意識が極めて重要です。

それに、お金を貯めたいということであれば、中小企業は、法人税の節税よりも所得税の節税を考えるべきでしょう。

法人なのに所得税???と思います?(笑

ちなみに、当事務所では、所得税の節税により、社長の手取りを大幅に増やすコンサルティングを行っています。
イメージ程効果が出ない法人税の節税よりもその方がよくないですか?

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