税務調査にお土産は必要??

頂く質問のかで多いもののひとつとして

税務調査には、おみやげが必要ですよね?

というのがあります。

これに対して、私は、

そんなもの必要ありません!!

と即答しています。

税務調査におけるお土産とは、

なにかミスがないと帰ってくれないので

ミスを仕込んでおいて、

見つけて貰って帰って貰おうとする行為を言います。

こんなことをしても意味がありません。

税務調査は、調査官の気分でするものではないので

調べるべき内容や調査機関が決められています。

そのため、最初になにか大きなものを見つけたことで

すぐに帰るということはあり得ません。

確かに、税務調査の目的は

追徴課税を課すことですので、

なにも見つけられない場合

調査官の心の中は、

穏やかではないかもしれません。

しかし、お土産を用意したとしても

それに、それで満足するとは限りません。

何故かと言うと調査官にとって、欲しいのは

高額な追徴税額や重加算税なのですから。

また、追徴税額が発生した対象先については

後日の調査に入られやすくなってしまうのです。

百歩譲って、お土産が多少有効かもしれないのは

元々、相当問題がある企業なんじゃないですかね。

税務調査では、この件は、こちらが譲ったけど

これは、指導にとどめてくれとか

調査官との交渉があります。

その時、少し効果がある可能性はあります。

でも、そんなことをしても、何一つ得はないので

最初から正しい申告をするのが正しい姿だと思いますよ。

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