ビジネスで負ける人の特徴

林修先生が負ける人間の特徴として、

「情報不足」

「慢心」

「思い込み」

ということを話していたことがあります。

確かにこれでは、負けてしまいます。

この、情報不足、慢心、思い込みは

中途半端にできる人、

中途半端に知識を持っている人に

良く見られます。

私のスキー学校の指導員時代、

レッスンにおいて手を焼いていたのは、

自分は、スキーがうまいと思っていて、

レッスンを受けにくる受講生

なんです。

ちなみに、私の父はこのタイプです。

こういう方々は、雪国出身で、

毎日スキーで遊んでたとか、

体育でスキーやってたとか

その程度の理由で、自分はうまいと思っています。

でも、専門的トレーニングをする環境でなければ

たいして、うまいことはないというのが現実です。

こういった人は、スキー1級とか2級といった

半端なレベルに多く見られます。

ちなみにそれ以上のレベルになると、

うまいひとがゴロゴロしてるので

自分の立ち位置がわかり、謙虚になります。

こういう中途半端な人に、

いろいろアドバイスをしても

まったく聞く耳を持ってくれません。

こんな時にどうしていたかというと

片足脱ぎましょうか、といって、

片足スキーで、いろいろ滑ってもらって

自分はできないということをハッキリ自覚させ

素直な状態にしてから、レッスンしていました。

※当時は、とんでもなく手荒でしたね笑

ところで、今、思うのは、

これは他人事ではなく

社会人の勉強すると

中途半端な人間になりやすいという現実です。

社会人の勉強は、

(例えば、営業、集客、マーケティングなど)

本を読んだり、人から聞いたりするだけではダメで

長い時間実践しないと、

成果が上がらないことだらけです。

例えば、WEBでの集客施策を勉強したところで

実際に勉強した内容を実践し、継続しないことには

勉強する意味はまったくありません。

社会人の勉強の多くは、

本を読んだり、セミナーで聞いたりすることで

満足感を得られ、そこで終わってしまいがちです。

地道に継続して実践することがとても難しい。

さらに、私のような専門職は、

目の前の仕事を解決するような

学生時代の勉強と同じような

即効性のある勉強を毎日していますから

自分は勉強しているから、わかってるんだと思って

さらにさらに勘違いしやすくなります。

なので警戒しないといけないのは、

ちょっとだけ本を読んだり、

ちょっとだけ聞きかじったりする程度で

行動・実践をしてもいないのに、

分かっているつもりになって

知らないうちに負ける人間になっている

ということだと思います。

そうならないためには、

自分は分かっていないと自らを律することと

無駄なプライドを捨てて素直に耳を傾け、

正しい情報を集める

そして、自ら実践・継続することを忘れない

ことに尽きるのかなと思うんですよね。

これをすると

24時間365時間仕事ばかりになります。

でも、自分たちの世界を切り開くには、

こうするしかありません。

できなければ、退場するしかないでしょう。

毎日精進です!

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