どうやって良い税理士を探したらよいか?

以前ブログにて、弁護士、税理士、

生命保険、ケアマネージャーは、

知人・友人にお願いしてはいけない

という話を書いたことがあります。

なぜかというと、これらの職業は、

働いている人の能力がピンキリなので

うっかり、間違った相手に頼むと

ひどい目に合うからです。

※ちなみに税理士の場合は、商売が大きいほど

重大な影響を与えます。

さらに、親切であることを求めると、

さらにハードルが上がります。

これらの仕事をしている人たちで、

親切、かつ、デキる人はもともと少ないため、

正直、知人・友人が該当する可能性は

極めて低いのです。

相当真剣に探さなくては

良い税理士に出会うことはありません。

ややこしいのは、これらの仕事の出口は、

素人目には、まったく同じように見えるので

WEBで探そうとしても、

玉石混合でまったく見分けがつきません。

ちなみに私は、税理士探しは

WEBでしない方が良いと思っています。

今まで何度も、会計事務所のWEB作成をしてますが

手伝ってくれたWEB制作会社から

仕事内容について質問されたことは、

一度もありません。

そんな感じなので、WEBを見ても

税理士本人が記事をバンバン書いていない限り

違いが分からないのは、当然なんです。

また、本や雑誌も全くあてになりません。

こういう媒体は、税理士がお金を払っているから

掲載されているだけです。

ちなみに医師の世界も同じです。

名医100ファイル・・・とかは

お金を払っているから掲載されているのです。

そんな中、今回は、

どうやって良い税理士を探したらよいか

考えてみます。

1.仕事ができる優秀な知人に紹介してもらう

仕事ができる人は、できる人と仕事をする

傾向があります。

仕事ぶりが優秀な知人がいる場合、

そこから紹介してもらうという手があります。

特にその知人が士業の場合には、

良い税理士を紹介してくれるかもしれません。

2.書籍や論文を書いている税理士を探す

書籍や論文を書いている税理士は、

一定の専門性を持ち、勉強熱心です。

そこを起点に問い合わせをしてみるというのも、

いいかと思います。

ちなみに、名前が分かれば、

日税連の「税理士検索」で

連絡先を探すことができます。

3.少なくても10年以上のキャリアがある

税理士の仕事は、数年の経験機関で

仕事ができるということは、あり得ません・・・

少なくても10年以上の会計事務所での

キャリアを持つ人を選ぶべきです。

できれば、大手で揉まれてきた人の方が、

小規模な事務所でノンビリ暮らしている人よりも

濃い実務経験を持っていることと思います。

4.名前でなく人で選ぶ

どうやって選べばいいか分からないと

大手事務所に行きがちですが 私は、お勧めしません。

何故なら、大手の場合には、

優秀な税理士は管理職になっているので

担当者として業務にあたることは基本ありません。

税務の仕事は、超大手企業でも

数人で対応できてしまうので

中小・中堅企業の場合、殆どの場合

1人が専任になります。

その人が、優秀である確率は、

残念ながらとても低いのです。

5.税理士の人柄を知る

ブログは、その税理士が、

どんな考え方を持って仕事をしているか

確認するのに適しています。

中小・中堅企業の場合には、

面倒見が良い税理士が絶対に良いです。

何故なら、税務は知っている人と知らない人の

情報格差が大きいため

税理士が教えてくれないと、

経営者は気づくことができません。

早く分かっていた・知らなかったの知識の差が、

会社の運命、経営者の運命を大きく左右します。

普通に経営者の手取りが

数千万単位で変わることがありますからね・・・

ここまで、書いてきて、はっ!と気づいたんですが

私の医者選びと同じなんですね。

実は、私は相当な医者嫌いです・・・

良く分からない人に診てもらうのが

怖いんですよね。

慎重に慎重を期して選んでおります。

なので、私は、医療機関にかかるときは

・少なくても勤務医時代に医長や部長を経験

・論文執筆や大学で活動もしている

・専門医資格を持つ

・口コミなどの評判もいい

の全てを満たす医師の方に、診て頂いております。

最近、都内で卒後すぐに開業されて

大繁盛してる有名クリニックがありますが

そういう先生に患者として診てもらうのは

ちょっと・・・・

と思ってしまいます。

経理サポート会計事務所で一緒に働きたい方、業務を依頼したい方、その他当事務所と接点を持ちたい方、是非ご連絡ください。