できると思った瞬間に成長が止まる2

今日は、特に

・会計事務所業界で働きたい

・税理士になりたい

・経理サポート会計事務所で働きたい

と考えている方に読んでもらいたい記事です。

昨日、「できると思った瞬間に成長が止まる」に

学生時代にできることなら、スキーを職業にして

暮らしたいなと思っていましたと書きましたが・・・

実際は、そうしなくてよかったと思っています。

何故かというと

努力が足りない、気持ちが足りなかった

謙虚ではなかった、ということです。

当時指導してくれたコーチから、

努力をするという点に関して

お前は、

アマチュアスキーヤーだと1流だけど

プロスキーヤーとしては3流だな!!

と言われたことが、今でも心に残っています。

当時は、衝撃的でした・・・

ちなみにその方は、基礎スキー競技を始めて

3年目に全日本に出た業界の有名人です。

でも、 言われた当時は私なりに

努力はしていたつもりだったんです。

例えば、冬の毎日の過ごし方ですが

・朝6時起床

・6時半からトレーニング(主としてランニング)

・7時半から食事

・8時から練習開始

・9時半から3時半まで、

 スキー学校で受講生に対する指導

(お昼はリフトの上で食事・練習)

・18時までスキー学校の技術研修

・19時までにスキー学校内の清掃・食事

・21時までナイターで練習、ビデオ撮影など

・その後、ビデオ等で22時ごろまで仲間と技術検討会

・23時就寝

朝から夜まで、ずっとスキー漬けです。

ちなみに夏も似たようなものです笑

情けない話ですが、

当時、冬期に阪神淡路大震災が起こったのですが、

ひたすらスキーの練習しかしていなかったため、

1か月ほど地震発生に気づかなかったくらいです。

※当然周りの人は知っていました。

ちなみに私に努力不足といったコーチは

朝から両足に5キロずつの重りをつけて

負荷をかけた上で、坂道ダッシュしていたり

リフトが止まり、ナイターの灯りが消えてからも

正面ゲレンデを板を担いで上がり、

大回り10本、小回り10本などと決めて

練習していました。

思い返すと、スキーメーカーの選手合宿に行くと

国内トップクラスの選手がいたりする訳です。

そういう人たちは、多かれ少なかれ、時間は勿論のこと、

密度の濃い練習をしているんですよね。

つまり、私のやっていた程度の練習や覚悟では、

学生大会などのアマチュア大会で表彰台に上がったり

スキー雑誌に名前が出て、

ちょっとした有名人になっても

海外遠征をしている選手達と

互角に戦えるレベルにはならないということです。

トレーニングに圧倒的な差が出る理由は、私の場合

学生大会の表彰台常連組になったり

スキー雑誌に名前が出るようになるということが

「自分はできる」と勘違いさせていたと思います。

甲子園出場選手が、

「自分は野球がうまい」と思うのと同じです。

それは、素人と比べたらうまいに決まっています。

でも、プロになりたい人は、

自分とプロ選手を比べないといけない訳で

周りの素人と比べても仕方ありません。

私の場合は、コーチに3流!と言われたことが

辞める良いきっかけになったのですが、

いま仕事をする上でも「できる」と

思わないように心がけています。

いつも、プロと比べて「できる」といえるのか、

自問自答しています。

会計事務所業界で働いていて、違和感を持つのは

・経理ができる

・申告書が書ける

・税法が分かる

と自分で言うスタッフがけっこう多いんですよね。

凄い自信です。

いったい、誰と比べて、できる・できないと

言っているんでしょうか?

ちなみに自分の担当先の決算ができたり

申告書を作成できるのは

同じことを繰り返しているだけなので

できるのは、当たり前です!

「初めてのおつかい」に行った子供が

おつかいができると言ってるのと同レベルです。

謙虚になり、自分を客観視し、

できないことをできるように努力することが

自身の成長に不可欠ですし、

信じてくれるクライアントを守るために

大切なことだと思います。

経理サポート会計事務所で一緒に働きたい方、業務を依頼したい方、その他当事務所と接点を持ちたい方、是非ご連絡ください。