分業化、専門特化への逆行

は、AIのコストが高いため

日常的に仕事で使われていることはありません。

でも、いずれ、RPAだけでなくAIも

世の中にいきわたるでしょう。

そこで、私が考えるのは、

どういうように仕事に取り組めば

自分たちの仕事が、社会で

必要とされ続けるかということです。

いずれ、簡単なルーチン業務は

間違いなくAIやRPAにとって替られます。

現在「分業化」「専門特化」が

会計事務所のトレンドです。

確かに、どんな仕事でも分業化した方が

業務経験が未熟でも生産性を上げるのに

効率的であることは間違いありません。

ただし、分業化の弱点として

同じことを繰り返して、惰性になってしまい

考えないで楽に仕事ができてしまうという悪い点も

あると考えています。

人間の性能が上がらないんですよね。

例えば、会計事務所でいうと

「〇〇業界に特化した」という

プロモーションが流行りで

ウェブで目にすることも多いと思います。

お客様からすると安心できるように

感じるかもしれませんが、

実際、能力的には今一つということが

少なくありません。

なぜかというと「特化」していると、

同じ仕事しか存在しません。

そのため、同じことの繰り返ししか経験できず

ルーチンからちょっとでも外れると

専門外なので対応できませんと

言われてしまうことが多いのです。

でもですよ。

例えば、家の掃除で考えてみると

トイレの掃除はすごく得意だけど

今の掃除は苦手なんだなんてことは

あり得ないですよね。

どちらか、一定のレベルでできるのであれば

似たジャンルであれば、同程度できるはずです。

もし、できないということであれば、

日常の仕事を惰性で行ってしまっていて

実際は業務対応できる能力が

ついていないということなんだと思います。

いいですか?

いろんな仕事を経験することで、

人間は考えるようになるんですよね。

同じことの繰り返しで、

能力を高められる人間はごく一部です。

私の経験上、経験したことのない業務でも関わらず

パッとできる人は、全体の3%未満です。

なので、税理士の場合、

多くの業界、規模のクライアント、

異なる税目の仕事をたくさん経験することで

会計税務の能力が上がっていきます。

また、専門分野以外のプロモーションなど

異なる領域に主体的に取り組むことで

アンテナが高くなり、視野が広くなります。

さらに、部門長となり、多くの部下と接し

対外折衝を重ね、自分で事業戦略など考えることで

事業運営の理解も深まります。

そのため、経理サポート会計事務所では

働く人たちが同じ繰り返しにならないように

対応できる業務であれば、

限定せずに対応しています。

当事務所は、ヘルスケア領域が得意ですが、

多様な仕事に取り組んでいるからこそ

他の領域で行われている手法を

提案することができます。

だから、短い期間でもスタッフの能力を

引き上げることが可能です。

今後AI、RPAが普及してくると

人間そのものの性能が重要となります。

経理サポート会計事務所では、

あえて今の「分業化」、「特化」という

トレンドに逆行していますが

これからの時代を乗り切るために、

そして、人間の能力を引き上げるために

多様な仕事にチャレンジすることが

必要だと信じています。

経理サポート会計事務所で一緒に働きたい方、業務を依頼したい方、その他当事務所と接点を持ちたい方、是非ご連絡ください。