RPAは税理士の仕事を奪うか?

経理サポート会計事務所では、

経理関連業務を中心として

RPAの提供も行っています。

社内に優秀なSEが2人います。

やっと税理士業界もRPAが一般的な言葉として

認知されるようになってきました。

同業者(税理士)から

「RPAは税理士の仕事を奪うと思いますか?」

とよく質問されます。

ちなみにざっくりいうと

RPAは考えないロボットで、

AIは考えるロボットのことです。

現在、RPAが地方公共団体や大手企業で

大幅な労働時間削減に効果を発揮し、

時には、これにより大規模なリストラが起こっています。

私は、税理士業界全体として見ると

RPAに仕事を奪われるが

個別で見ると奪われない人も出る

と答えています。

つまり、ケースバイケースと答えています

社内でRPAを見ると恐ろしさを感じます。

当たり前ですが、

RPAより人間が正確な作業をするのはできません。

しかも24時間365日働けてしまいます。

つまり、雑多な大量の作業することに

全く価値はなくなるということです。

こういったことを繰り返している人は

税理士の8割に及ぶのではないでしょうか?

恐らくRPAが普及すると

会計事務所の半分の人員は

不要になります。

RPAに代替されないために、

これからの税理士は

「税法について自分で判断できる能力」

を持つことが必要です。

私が、RPAに仕事を奪われると思っているのは、

こういう人だと言っています。

・本に書いてあるからその通りにしている。

・ネットに書いてあるからそうしている。

・事務所の先輩がそう言っていた。

・税務調査で言われたことがない。

・勤務先のマニュアルに書いてあった。

そんなふうに自分の少しばかりの経験則で

どっかで見たことや人から聞いたことを

当てはめて仕事をしている人がいます。

まったく理論的ではありません・・・

そもそも全く同じ事象などないので

どっかで聞きかじったことを

頭で覚えただけでは

ダメなんです。

税法の原理原則に即して

自分で考えて結論が

見つけられるようにならないと

いけないです。

そうなるために、どうすればよいか?

そのためには

・必ず税法レベルで考えて仕事に取り組むこと

・税務専門誌に目を通すこと

・たくさんの実務をこなすこと

これが絶対必要です。

なんでそうなるの?と考えることです。

そういうことをいうと

そんなこと急にできないと

言われることがあります。

そう、できません。できるわけないです。

大変なことなので、

できるだけ毎日地道にやれる範囲でやる

しかないと思うんですよね。

そうしていけば

税理士がRPAに変わられることは

ないと考えています。

そして、これを続けることが

経理サポート会計事務所のレベルアップとなり

働くメンバーが世の中に必要とされることにつながり

クライアントのためになると信じています。

経理サポート会計事務所で一緒に働きたい方、業務を依頼したい方、その他当事務所と接点を持ちたい方、是非ご連絡ください。