経営者がトイレ掃除をなぜするのか?2

経理サポート会計事務所では

RPAの導入サービスをしています。

導入時には、どの業務を適用するか考える訳ですが、

先日ビックリしたことがありました。

RPAは、定型的で、多くの時間がかかる

仕事に向いているのですが・・・

2人の役員に、こういった話をしたところ

即答で、「それは〇〇の業務」と同じ答えでした。

その後、その企業の現場の方と

飲みに行く機会があり

「同僚のAさんは、

一人で仕事抱えて大変なんだよね。

うちの経営陣はわかっているのかな??

重要な仕事だと思うんだけどな。

下々のことは多分わかってないだろうな」

という話が、たまたま出たのです。

ちなみに2人の役員が即答した

「〇〇の業務」は

ズバリ、そのAさんの担当業務でした。

その企業は、社員300人以上

全国に支店があります。

本社も2フロアに分かれています。

その役員たちは、

Aさんに接する機会は

普段ないそうです。

これってすごくないですか??

RPAの導入支援をしていて思うのは、

ほぼ上司は部下の仕事が見えていません。

直属の部下であっても、

なんの仕事をしているかわかっていない笑

また、わかっているつもりで

まったく全体が見えていない

上司がとても多い。

多くの人が負担を感じている

共通業務を選ばないといけないのに

自分が興味ある仕事や

お気に入りの部下の仕事しか

見えていないんですよね。

見えているつもりで

まったく見えていない。

どう考えても

気づける人の方が

気づかない人より

クライアントのことも分かるし、

社内のことも分かるし、

当然ビジネス環境の変化にも敏感です。

すべてのビジネスマンに必要なスキルですが

経営者がその力を持っているかどうかによって

企業の運命を左右することになるのだと思います。

そして、その企業に

その力がある人が何人いるかによって

展開スピードが変わります。

気づく力を高められるように

毎日努力したいと思います!

経理サポート会計事務所で一緒に働きたい方、業務を依頼したい方、その他当事務所と接点を持ちたい方、是非ご連絡ください。