RPAで業務改革

当事務所では、システムエンジニアが2名います。しかも会計に詳しいです。

えっ??会計事務所にSE??と思いませんか?

数十億位までの中小企業でさえ、インハウス(社内)のSEというのは少ないのに、私の知っている限り、会計事務所にSEは大手事務所以外には相当珍しいのではないでしょうか。しかも、この規模で。

会計事務所では珍しいということで、先日実務経営サービス(中小企業支援を考える税理士の研究会)さんが、情報収集にいらっしゃいました。

当事務所がSEを抱えるのには2つ理由があります。

理由1

会計事務所は、クライアント企業の経理業務の合理化に貢献すべきと考えているからです。

私は、経理業務の価値を次のように考えています。

経理の価値=コスト(時間と値段) × 品質(正確か?) × 代替性(人事異動可能か?)

正しい処理を行うことは必要ですが、管理業務に多くの人員を割いて、必要以上のコストを過剰にかけるべきでないと思っています。ただでさえ人手不足の中小法人にそんな無駄なことはさせられません。

当事務所では、社内SEによるIT技術による業務効率化ソリューションをクライアント企業に提供させていただいており、大変喜ばれております。

特に最近は、なんといってもRPAです。

詳細はRPAブログを読んでいただきたいと思いますが、人手不足と業務運用コスト削減への切り札は、これしかありません。RPAは、中小企業が生き残るためのテクノロジーだと確信しています。業務の運用コストも半分くらいになります。

ちなみに会計事務所で、RPAを社内で使っているところはありますが、クライアントに提供しているところは、私の知る限り当社だけだと思います。

ご興味があれば是非お問い合わせください。

理由2

会計事務所の業務は、過去振り返ると、

「そろばん→電卓→PC」

と使用するツールが変化してきました。

これからは、間違いなく

「PC→RPA→AI」

になることでしょう。

そのため、競争優位性を確保すべく、社内にSEがいる、という訳です。

とは言っても、私は、会計事務所が正確な申告書作成業務だけをしていれば良い、というふうには思っておらず、あくまで武器の一つだと考えています。

経理サポート会計事務所で一緒に働きたい方、業務を依頼したい方、その他当事務所と接点を持ちたい方、是非ご連絡ください。